Year: 2021

  • blog

    インプラント治療が向いていない人6選

    骨粗鬆症の人 骨粗鬆症は骨の密度が低くなるため、骨質が低下している状態です。 骨粗鬆症でもインプラントをすることは可能ですが、飲んでいる薬(ビスホスホネート系製剤など)によっては顎の骨が壊死するリスクが高かくなり、術後のインプラントの定着の予後が悪くなる場合があるため、注意が必要です。 糖尿病、心筋梗塞、重い全身疾患のある人 糖尿病によって血糖値のコントロールが困難な人や、高血圧・心臓病・肝臓病・腎臓病などの病気を患っている人は、インプラント治療に伴うリスクが高まります。 ただ、糖尿病であっても血糖値コントロールがうまくできている人などは場合によってはインプラント治療が可能となるケースもあります。 外科処置が難しい人 インプラントは外科手術を伴います。 そのため、持病の影響で外科手術を受けることを主治医から止められている人は、当然ながらインプラント治療は不可能となります。 また、外科手術に対して強い恐怖感や抵抗感がある方も、インプラントには不向きと言えます。 妊娠中の人・年齢が20歳以下、もしくは通院困難な人 顎や歯の成長途中にある未成年の人や、手術や継続的な定期検診が難しい可能性がある高齢者の人は、インプラント治療を避けたほうがよいといわれています。 また、妊娠中の人は体調が不安定になるため、治療は安定期に行うか、出産後に行うほうが安心といわれています。 治療後の定期健診を継続するのが難しい人 インプラント治療は手術の時だけでなく、その後のメンテナンスも重要です。 そのため、定期検診を継続して行い、クリーニングなどの処置を受ける必要があります。 その定期健診を受けることが難しい事情がある場合は、術後のことを考えるとインプラントには不向きと言えます。 その他 インプラントは時間がかかる治療となるため、忙しくて通院する時間が取れない人、顎関節症などで口を開ける量が極端に少ない方は治療が困難になります。また高額な治療費がかかります。まとまった費用が作れない方はデンタルローンを使うことも可能です。

    2021.12.17

  • blog

    インプラント手術前の過ごし方

    インプラントをするにあたって手術を避けることができません。手術と聞くと不安を抱える方も多いかと思います。しかし、手術前に注意しておきたいポイントを押さることで、少しでも不安を払拭できます。 インプラントについてきちんと理解してから決断する インプラント治療をするにあたって、インプラントについての基本な知識を理解した上で、インプラントをする決断をする必要があります。インプラントについてまだ深く理解できていない方は、最低でもこのブログの情報を理解しておきましょう。 まず、インプラントは手術を伴い、治療期間が長くなります。場合によっては手術が数回必要なこともあり、たとえ手術が短い時間で終わったとしても治療期間が長くなります。お口の状態によっては手術を2回しないといけない場合や数ヶ月期間を開けることもあります。 次に、治療費用が高額になるという点です。インプラント治療は保険適用外の自費治療であるため、治療金額は1本あたり数十万円必要となります。また骨造成などインプラント手術の前に手術が必要になる場合では、さらに高額な費用が発生します。 他にも「インプラントは決して永遠ではない」ということも理解しておく必要があります。人工の歯であるためインプラント自体はむし歯にはなることはありませんが、インプラント歯周炎などによってインプラントが抜けてしまうことがあります。そのためインプラントをしたから終わりではなく、定期的にメンテナンスを受ける必要があることを理解しておくことが大切です。 体調を整える インプラントの手術前になったら、まず注意しなければいけないポイントとして「体調を整える」事があります。十分な睡眠を確保して、体の疲れをしっかりと取っておきましょう。 そのなかで特に注意しなければいけないなのは風邪です。風邪をひくことで咳が出る、鼻呼吸が難しくなるなど、インプラントの手術をするにあたって障害になる可能性が高くなるためです。風邪でなくても、手術中に体調が悪くなってしまうと、手術を継続することが困難になるため、手術前数日は体調を悪くする行動は避けることが大切です。 服薬している薬をきちんと伝える 現在服薬している薬があるのであれば、歯科医師にきちんと伝えておくことも大切です。お薬手帳などで、服薬している薬の種類や量が把握できるものをお持ちであれば、事前に提出するようにしてください。 例えば「動脈硬化の薬」「糖尿病の薬」「向精神薬」「経口避妊薬」など、場合によっては服用を控える必要があります。 お酒とタバコを控える 通常の病院での手術と同様に「お酒」と「タバコ」も注意する必要があります。手術の1週間前から、これらを控える必要があります。特にタバコは骨の代謝を阻害する可能性があるため、骨に関係しているインプラントにとってデメリットとなりえます。 当日は車での移動を控える 手術の内容によっては運転をすることが危険な場合があるのでその際は事前にご説明しております。 手術後の注意点を理解しておく 最後に、手術後の注意点を、前もって理解しておくことをオススメします。インプラント手術を受けた後は、すでにこの記事で紹介したリスク以外にも、いくつかの注意点があります。前もって理解しておくことで、リスクを犯す可能性を減らす。 食事について 手術するのはお口の中のため、どうしても食事には気を使う必要があります。具体的には熱いものや刺激のあるものを避けることが大切です。 歯磨きについて 原則歯科医師や歯科衛生士の指示に従ってください。手術後、最低でも2週間は手術した場所に歯ブラシを当てないようにしてください。他の歯については通常通り歯磨きをしても問題はありません。 入浴について 手術当日は入浴自体を避けるか、軽くシャワーを浴びる程度にしておきましょう。 運動について 最低でも2~3日は激しい運動を避けるようにしてください。入浴と同様にお口の中に直接関係しない運動でも、傷の治りや出血に影響する可能性があるため注意する必要があります。

    2021.12.10

  • blog

    インプラントの失敗例

    最近では歯科医師の間にも患者さんの間でもインプラントに関する正しい知識が広まってきたため、インプラントの失敗例は以前と比べ減少しています。 しかし、現在も技術や知識が未熟でインプラントの設備も揃っていない歯科医師が、安易にインプラントをして失敗してしまった報告はまだまだあります。 失敗例①上顎に入れたインプラントで蓄膿症になった インプラントを上顎に埋入する手術をしたときに、上顎洞という上顎の上にある大きな空洞に傷をつけてしまったり、穴を空けてしまってそこから感染した場合に発生します。 上顎洞と上顎の境目には薄い膜があり、インプラント埋入手術時は膜に傷をつけなることがないように注意を払いながらドリルを進めます。 しかし、経験が不足していたり、事前の検査・シミュレーションが不十分であると上顎洞に傷をつけてしまい、炎症を起こして上顎洞に膿がたまったり、ひどい場合にはインプラントが空間に落ち込んでしまったりすることがあります。 膿が溜まった場合は蓄膿症のような激しい頭痛や痛みなどの症状が起こり、日常生活に支障をあたえます。 軽度が軽い場合は投薬等による処置で改善することがあります。術後の管理が大切です。 失敗例②フラップレス手術で不適切な場所に埋入されている 最近ではインプラントを埋入するときに、できるだけ歯茎を切らずに行えるフラップレス法が登場しています。 しかしこのフラップレス法を行うためにはCTによって骨や口腔内を3D撮影し、緻密な計画と多くの前準備のすることが必要で、執刀する歯科医師の豊富な知識と経験があることが前提です。 知識と経験がある歯科医師が前準備をしっかり行った上で執刀するからこそ、歯茎を切って骨を直接見なくても手術が行えるのですが、誤った認識から見よう見まねで行うと、「神経や血管を傷つけてしまう」「骨ではなく歯茎に突き刺さるなど不適切な場所に埋入してしまう」などといったトラブルが起こってしまいます。 血管を傷つけてしまった場合には大量出血が起こるのですぐに分かりますが、神経を傷つけた場合や歯茎に突き刺さってしまった場合では、麻痺が起こる・後から痛みが強くなるなどの症状が起こるといったことが考えられます。 失敗例③骨造成がうまくいかず感染症を起こしてしまう インプラントを顎の骨の埋入した後、周囲の骨組織と結合することによって、しっかりとインプラントが骨に固定されます。しかし、何らかの原因で骨結合が阻害されてしまうと、インプラントが骨に固定されないため、動揺や脱落が起きる要因となります。 骨結合の失敗の主な原因として、次の4つがあります。 摩擦熱による骨組織の壊死 インプラントを埋入するための穴をドリルで開けるときに、摩擦によってオーバーヒート状態になってしまうと、骨組織が壊死してしまうため、インプラントを埋入しても骨結合が起こらなくなります。 埋入時の位置や角度が不適切 事前にシミュレーションをしたものと違う位置や角度にインプラントを埋入してしまった場合、固定される骨を突き抜ける、埋入後に無理な力が加わるなどが起こることで骨結合の妨げとなります。 初期固定が得られない インプラント埋入後に骨によってインプラントが固定される「初期固定」は、骨結合の成功に重要な役割をはたします。ところが、舌で患部を押すなどして力を加えてしまうと、初期固定がうまくいかなくなります。 貧血や骨粗しょう症などの全身的リスクファクター 貧血の方やタバコを吸う方は、酸素不足の状態になってしまうため、骨結合が妨げられます。また、骨粗しょう症や糖尿病の方は骨代謝が悪くなるため、骨結合が正常に行われないことがあります。

    2021.12.01

  • blog

    ホームページが新しくなりました。

    よろしくお願いいたします。

    2021.01.04

  • blog

    これからブログを始めます。

    よろしくお願いいたします。

    2021.01.03

CONTACT

当院では歯を失ってしまった人に対して複数の選択肢から治療法を提案しております。1本くらいだから大丈夫と自己判断せずにまずはお気軽にお問合せください。

診療時間
9:00~13:00
14:30~18:00

14:00〜17:00

  • 0566-95-2360
  • WEB予約はこちら
  • メールお問い合わせ
  • きど歯科
  • 根管治療サイト
  • 身近でやさしい医療メディア MedicalDOC
  • 求人サイト
  • 矯正歯科サイト
pagetop